加齢臭＝オヤジ臭い
というのは定番ですが、
加齢臭は、年齢を重ねることで発生する体臭で、
基本的に男女の差はありません。
加齢臭はだいたい５０代から始まって、
本人だけがそのニオイに気づくことがありません。
若いときには、新陳代謝が活発でほとんど残らない
汗や古くなった頭皮、皮膚の老廃物などの腐敗臭も
加齢臭には含まれています。
気を付けたいのは、
加齢臭は衣服に付着しやすいということです。
毎日同じスーツを着て出勤するサラリーマンのオヤジに
加齢臭が多いのはこのためです。
その点、女性は常日頃身だしなみを整えて、
身辺を清潔に保ち、毎日着替えることが多いので、
加齢臭が目立ちにくいのです。
その上、化粧品や香水を使用するので、
加齢臭が覆われているので、
女性は加齢臭がないように感じるのです。
オヤジの加齢臭をさらに強烈にしているのは
次のタイプの男性です。
・お酒をガンガン飲む
・煙草を吸う
・肉食が多い
・ポマードなどの整髪料を使う
・運動やスポーツをしない
この項目にほとんど当てはまる人は要注意です。
この項目に当てはまっていると、
強烈な加齢臭だけでなく、
病気にも気を付ける必要があります。
このタイプの男性というのは、
生活習慣病を発生する確率が非常に高いのです。
やはり、年相応の食生活や嗜好の選択は大事です。
健康に留意しなければいけない年齢になっても、
不摂生な生活を続けていれば、
血管のなかにコレストロールが蓄積していきます。
また、皮脂腺にも脂肪分が増えていきます。
分解される脂肪分が多ければ、
それだけ加齢臭の元となるニオイ物質である
ノネナールがたくさん育成されてしまうのです。
生活習慣になりやすい人は、
加齢臭が強くなりやすいものです。
すでに生活習慣病になっている人は、
自分の加齢臭が通常の人よりも強くなりやすいことに
気を付けましょう。
加齢臭自体は病気ではりませんが、
病気のシグナルであるということを
覚えておくといいでしょう。
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