加齢臭といえば、オヤジ特有のニオイという
イメージがありましたが、
最近では２０代後半の女性にも増えているんです。
ストレス過多がまねく過剰な活性酸素が、
２５歳前後を目安にして
体に異変を起こしているのです。
加齢臭の主な原因物質はノネナールですが、
このノネナールは、「９－ヘキサデセン酸」と
「スクワレンハイドロパーオキサイド」の
２つの化学物質から構成されています。
スクワレンハイドロパーオキサイドは、
活性酸素との関係があることが分かっています。
活性酸素は、体になくてはならないものですが、
過剰にあるとさまざまな問題を引き起こします。
スクワレンハイドロパーオキサイドは、
年齢をとともに増加する「体のサビ」のようなもので、
活性酸素には体をさびさせる働きもあるのです。
そして活性酸素と密接な関係にあるのがストレスです。
非常に強いストレス状態になると、
体の中に活性酸素が蓄積します。
活性酸素には、体をさびさせる働きがあるので、
加齢臭を促進させる原因になるのです。
活性化酸素を退治してくれるので有名なのが
サプリメントなどでも注目されている抗酸化物質です。
体の中には、抗酸化物質を育成する働きがありますが、
残念ながら年齢とともに低下していくのです。
これはだいだい２５歳を目安として
働きが低下していきます。
そのために、年をとればとるほど
抗酸化物質を育成する働きが弱まって、
ストレスがますます活性化酸素を増やすのです。
つまり、加齢臭というのは、オヤジでなくても、
ストレスの多い現代人には現れやすいニオイであり、
若い女性でも加齢臭が現れやすくなっているのです。
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